そもそも人間の集中力って？
私が授業をする中で、一番重要視しているといっても過言でないのが・・「アイスブレイクタイム」言い換えると「プチ休憩」です。年齢によって異なりますが、人間の集中力は「１５分・４５分・９０分」と言われる事が多いんですね。しかし私の経験で９０分もった事がない・・。
大学の授業でも後半眠たかった様な記憶が（苦笑）小学生低学年のお子様は２０分持てば良い方です。最初は集中していたのが・・足をぶらぶら・・椅子をくるくる・・消しゴムを指でぱっちん・・・あくび・・・頭をかく・・・あれよあれよと集中力が切れていくのがわかります。そう！人間は長時間集中が持たないものなのです。
集中力が切れているのに、そのまま授業を進行すると質がかなり低下します。あくびは出る、解答スピードは落ちる、本当に良い事なし！なので「集中力が切れる寸前」でアイスブレイクを挟む様にしています。
陸上の練習でもそうですね、走り続けるとスタミナが低下、疲労が蓄積します。トレーニングメニューとメニューの間に、数分休憩やウォークを挟むだけでトレーニングクオリティが向上します！勉強も同じ！講師によってアイスブレイクの手法は様々。日常の事、部活の事、何気ない事。集中力を回復しつつ、コミュニケーションをとっているんですね。
トランプを使用したアイスブレイク！
僕はというと・・そう「トランプマジック」。僕の必需品です！元々手品好きで、子供会などで披露する事が多いのですが、これがアイスブレイクにちょうど良いんですね。
たった数分でも、エンターテイメント感もあり、頭もリフレッシュ、楽しくわくわくする事で休憩後の授業の質がグンと上がるんです！先生も生徒も共に楽しめるという事も重要！今日は自宅でお子様に勉強を教えている際に、ささっと出来る簡単手品を紹介します！
１ まずはトランプを準備！何でもOKです（100均でも）
２ トランプの中からダイヤ７・ハート７・スペード７・クローバー７の４つを選びます。
３ 次に写真の様に向きを揃えましょう！ここがポイントです！
４ お子様に好きなカードを一枚選んでいただき・・
５ 向きを反転させて手札に戻します。
６ 裏側から見るとこんな感じ！一枚だけ向き違うのが分かりますよね？７のカードはデザイン上、この様なトリックが可能
７ 後はシャッフルした後に、特定カードを見つけて終了
本当にシンプルなので誰でも出来る入門手品です！驚かせた後、お子様にタネが何なのか考えさせるのもOK!想像力を養うワークショップになりますよ！
まとめ
アイスブレイクの取り方、内容次第で授業の質ががらりと変化します！お子様を「勉強している時間」で判断していませんか？時間ももちろん大切ですが、それよりも重要なのは「質・集中力」ですよ！
